検討会の活動ACTIVITY

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2024.08.16

第3回 白南未来図検討会報告

8月7日、第3回白南未来図検討会が行われました。今回は会場を白南中学校に移し、校舎の見学、オリエンテーション、検討会を行いました。

校舎見学

白南中学校の校長に校舎をご案内いただきました。

勉強、運動、委員会、部活などそれぞれにとても機能的で活動しやすい環境が整っており、想像以上に立派な環境です。さらに災害時には避難所として使える機能が各所に備えられています。

施設を増築した場合の位置、大きさなども確認し合います。

あたたかみがあって使いやすそうな校舎、広々とした眺めに終始感嘆の声があがりました。
前回の検討会で話し合った資料を手に、統合した場合の施設の使い方や小学生が使用する場合を想定しながら見ることができ、イメージが膨らんでいました。

オリエンテーション・検討会

見学の後は、視聴覚室をお借りしてオリエンテーションと検討会を行いました。
座長より、前回の振り返りとこの1ヶ月間の情勢報告。

新潟市教育委員会から新たに発表された児童・生徒数の推計では、小学校・中学校ともに児童生徒がさらに激減しています。

また、統合後の学校の形態について
・9年間の「義務教育学校」は、新潟市では先例がないため、様々なハードルがある
・「小中一貫教育校」は、問題なく移行できる可能性が高い
ということがわかりました。

前回までの話し合いでは「義務教育学校」への統合を目指す方向で進んでいたが、統合は進める前提で、「義務教育学校」を目指すのか「小中一貫教育校」とするのか改めて議論が交わされた。

・小中一貫教育校にした先例では、校舎は近いのに教育活動も行事も別でつながりが希薄。小中一貫のメリットが生かされていない。
・小中別々の校長、別々の教育目標での教育よりも、1本の教育目標でつながった学校を目指したい。
・小中一貫教育校でも、統一した教育理念で教育を行うことはできないのだろうか?行事を一緒にする、中学生と小学生が交流を持つ、CS(コミュニティ・スクール 学校運営協議会制度)を一緒にして情報共有をするなど。
・県内には義務教育学校の事例がある。隣の市でもできているのだから、新潟市でも調査し検討してもらいたい。
・令和12年度には3地域合わせても1年性が7人になる予想が出ており、さらに少子化が加速している。行政へのアプローチも含め、スピード感が必要。
・義務教育学校への統合を目指す方向で話してきた理念は変えずに進めるべき。

座長総括

委員の意見を集約し、文科省 事例集よりモデルとなる学校を探ると、千葉県の鴨川市立長狭小学校・長狭中学校が最も近い事例と考える。以下が該当資料である。

文科省事例資料_鴨川市立長狭小学校・長狭中学校(pdf/447KB)

新飯田・茨曽根・庄瀬、各地域の方への広報を強化して、要望の力を強くしていく

・検討会の内容や経過を、ホームページだけでなく紙ベースでも回覧が必要
・未来図ができる前に、地域の皆さんへの中間報告が必要なのではないか
・「白南未来図って今どうなってるの?学校の統合はどうなるの?」と興味を持っている人が多いが情報が伝わっていない
・いちばん関心がある、保育園の年中・年長児の保護者、小学生の保護者への広報がもっと必要
・保護者や地域の住民の望みが集まれば、もっと強い力になっていくのではないか

→地域の方に広く知っていただくため、以下の取り組みを行います

■白南未来図検討会の概要を広報する。ホームページのQRコードと検索の案内も掲載。
 ・予定通り9月下旬(末)を目処にリーフレットを作成し全戸に配布する。
 ・リーフレットの前に白南未来図の概要について広報を作成し学校へメールの配信(ホームページへのリンクもつける)を依頼する。同じものを地域に回覧する。
 ・保育園や地域の施設にも掲示を依頼する。
■10月2日の白南未来図検討会の最終回(第5回)を、一般公開で行う。会の様子を見学してもらい、意見も言えるようにする。

連絡・閉会

次回は茨曽根地域生活センターにて、各施設の跡地・跡施設の利活用について話し合いを行います。